京都府立医科大学眼科学教室の創立
京都府立医科大学眼科学教室の創立
眼科学教室の創立時期について次の様な年月が挙げられる。
- 明治 6年9月:ヨンケルの『治療則』による眼科外来実習開始時。
- 明治 7年3月:『京都療病院教師課業表』に記載される「第3学年、第6半期(後期)」の「眼科講義及び手術」の実施時。
- 明治 9年9月:マンスフェルトによる眼科学講義の開始時。
- 明治13年7月:ショイベ解雇後に各科に医学士を部長として聘し、各科専門の学科、診療の開始時。
- 明治14年8月:医学校の卒業試験に眼科学が加えられた時。
- 明治17年4月:浅山郁次郎が眼科担当教諭に着任時。
当眼科学教室創立についての統一見解を決すべく、上記の所説に対し検討の結果、「明治6年に療病院内において眼科専門の分化が認められるが、明治17年4月の初代教諭、浅山郁次郎の着任をもって開講創立日とする」旨、平成5年9月の眼科学教室同窓会「明交会」総会で決定した。